フェラーリ 308GT4 ヒータコアカバー補修
主にヨーロッパ車を手掛ける、日本でも指折りのビンテージカーのレストア屋さんからフェラーリ308GT4(と思われる・・)のヒータコアのカバーの補修をご依頼いただきました。
※wikipediaより引用
私あまり詳しくないのですが40年ほど前のお車のようです。
車内のヒータコアはプラスチックのBOXでカバーされているようなのですが、今回はそのカバーを補修します。
むやみに張られてしまっていたビニールレザーを剥がしてみたら、キズやら穴やら割れやらがありひどい状態だったそうです。
大まかにパテ成形まではされているものの、このパーツの表面はオリジナルでレザーのようなシボ模様のあるものなので、そのまま塗装してもパテを入れた箇所がまる分かりになってしまいますし、世界中探しても新品や代用品が見つかるようなもではないということで当店へご依頼いただきました。
塗装の前には接着剤などのノリ残り等は徹底的に除去しクリーニングします。
その後シボを再現した塗装を施します。
おおよそオリジナルに近い状態に仕上がったと思われます。
レストア屋さんの社長にもお気に召して頂けました。
このように、手に入りづらい絶版パーツ等の補修には当店のリペアは大変有効ですが、対象物の材質・状態によっては仕上がりに限度があるものや施工自体ができないものもございます。
ご依頼ありがとうございました。