カローラスパシオ ヘッドライトレンズリペア(黄ばみ・劣化)
カー用品店やガソリンスタンドのピットサービス、他店のカーディティーリング店などで弊店のヘッドライトレンズリペアと同じようなメニューがございますが、そのクォリティはお店によって様々です。
今回はその違いのひとつ、下地処理について当店でヘッドライトレンズリペアを施工させていただきましたこちらのカローラスパシオを例にご紹介したいと思います。
オーナー様ご来店後、早速ヘッドライトを確認させていただくと・・・
ぱっと見はきれいに黄ばみも除去できているように見えますが、
アップにすると・・・
ペーパーのキズや磨きキズが残っているのが分かります。
更にライトを点灯すると、
ぱっと見黄ばみが消えて綺麗になったように見えてもこういったところで施工のクォリティに差が出てきます。
このような状態ですと夜にはヘッドライトの光がぼやけて見えてしまうそうです。
正直、プロの施工にしてはちょっとお粗末ではございますが、実際のところこの程度でお客様に出しているお店は多数あるようです。
こちらはオーナー様がとあるガソリンスタンドでそこそこの金額をお支払いになって施工されたそうですが、やはり気になるようで当店へご相談いただきました。
キズの状態から察すると、恐らく適切な手順とツールを使用して切削や研磨をしておらず、施工者にキズを見る・消していく技術がないので中途半端に仕上がっているものと思われます。
お店側でもそこまでのクオリティをこのメニューに求めていないのかもしれません。
ブログや動画サイト等でDIYで黄ばみ除去をされている方を良く見かけますが、これからご自身でチャレンジしようとお考えの方はこういったポイントも気にしてみてください。
弊店では研削キズはもちろん、磨きキズも安易に確認できるようなレベルの物は残さないように表面を研磨します。(注:現在の施工方法とは異なります。)
よって施工後はライトを点灯させてもこのようにすっきりとした仕上がりになります。
いかがでしょうか。
この程度まで仕上げるにはそれなりの手間と時間がかかりますので、比較的安価な料金のお店ではこのようなクォリティを望むことは難しいかもしれません。
ライトを消灯した状態でも若干クリアになりましたでしょうか。
オーナー様にも喜んでいただけました。